Page 3 - 党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議
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統一的指導を断固として擁護し(「二つの擁護」)、全党が足並みをそろえて
前へ進むために必要なことである。そして、党の自己革命を推進し、全党の
闘争能力とリスクや課題への対応能力を高め、党の生命力と活力を永遠に保
ち、全国各民族人民を団結させ率いて中華民族の偉大な復興という中国の夢
の実現に向けて奮闘を続けていくために必要なことである。全党は唯物史観
と正しい党史観を堅持し、党の百年にわたる奮闘から、これまでわれわれが
成功できた理由を見つけ出し、今後われわれが成功し続ける方途を明らかに
することにより、いっそう確固たる決意と自覚をもって初心を貫き使命を全
うし、新時代の中国の特色ある社会主義をよりよく堅持し発展させていく必
要がある。
1945 年の党の 6 期 7 中全会で採択された「若干の歴史問題に関する決議」
および 1981 年の党の 11 期 6 中全会で採択された「建国以来の党の若干の歴
史問題に関する決議」は、党の歴史上の重大な出来事と重要な経験・教訓を
実事求是の態度で総括したものである。これらの「決議」は重大な歴史的瀬
戸際に全党の思想と行動を統一し、党と人民の事業を推進する上で重要な指
導的役割を果たして、その基本的論述と結論はいまなお通用するものである。
Ⅰ 新民主主義革命の偉大な勝利をかち取る
新民主主義革命の時期において、党が直面していた主要任務は、帝国主義、
封建主義、官僚資本主義に反対し、民族の独立と人民の解放をかち取り、中
華民族の偉大な復興を実現するために基礎となる社会的条件をつくり出す
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