Page 8 - 2020年度中央・地方予算の執行状況および2021年度中央・地方予算案についての報告
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国有資本経営予算管理の関連規定に基づき、国有資本経営予算の収入は主として国
有企業の前年度に上げた純利益から一定比率で徴収し、その支出は収支均衡の原則に
則って予算を組んだ。
全国の国有資本経営予算の収入は前年度比 20.3%増の 4777 億 8200 万元で、予算の
131.3%であった。予算が超過達成したのは、主として国有企業の利益上納率を引き上
げたためである。全国の国有資本経営予算の支出は前年度比 10.8%増の 2544 億 600
万元で、予算の 97.3%であった。
中央国有資本経営予算の収入は前年度比 9.1%増の 1785 億 6100 万元で、予算の
105.6%であった。これに 2019 年度の繰越金 144 億 900 万元を加算すると、中央国有
資本経営予算の歳入は 1929 億 7000 万元となった。中央国有資本経営予算の支出は前
年度比 15.3%減の 939 億 600 万元で、予算の 74.6%であった。その内訳は、中央レベ
ルの支出が 873 億 6900 万元、地方への移転支出が 65 億 3700 万元であった。一般公共
予算への繰出金は 577 億 5000 万元、次年度への繰越金は 413 億 1400 万元であった。
地方国有資本経営予算における地方レベルの収入は前年度比 28.1%増の 2992 億
2100 万元であった。中央国有資本経営予算から地方への移転支出金 65 億 3700 万元お
よび前年度からの繰越金 80 億 4900 万元をこれに加算すると、歳入は 3138 億 700 万元
となった。地方国有資本経営予算の支出は前年度比 27.6%増の 1670 億 3700 万元で、
一般公共予算への繰出金は 1148 億 2000 万元、次年度への繰越金は 319 億 5000 万元で
あった。
(四)2020 年度社会保険基金予算の収支状況
全国の社会保険基金予算の収入は前年度比 13.3%減の 7 兆 2115 億 6500 万元で、予
算の 93.3%であった。予算が未達成であったのは、主として社会保険料の一時的減免
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