Page 2 - 「党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議」についての説明
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中央政治局の委託を受け、「党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に



               関する中共中央の決議」の起草に関する状況について全会に説明を行う。


                              Ⅰ  党の第 19 期 6 中全会の議題についての考慮


                  わが党はこれまで歴史的経験の総括を非常に重視してきた。早くも延



               安の時期において、毛沢東同志は「党の歴史をはっきりさせなければ、


               党がかつて歩んできた道のりをはっきりさせなければ、事をうまく運ぶ


               ことはできないだろう」と指摘していた。抗日戦争の最後の勝利をかち



               取ろうという重要な時期に、1945 年の党の 6 期 7 中全会で採択された「若


               干の歴史問題に関する決議」は、建党以降、とくに党の 6 期 4 中全会か



               ら遵義会議までの党の歴史およびその経験・教訓を総括し、若干の重要


               な歴史的問題について結論を出した。これにより、全党、とくに党の高



               級幹部の革命の基本的問題に対する認識が一致したことで、全党の団結


               が強まり、第 7 回党大会を無事開催するために十分な条件を整えて、中



               国の革命事業の発展を強く促した。


                 改革開放の新時期に入って、鄧小平同志は「歴史上、成功した経験は


               貴重な財産であるが、誤った経験、失敗した経験もまた貴重な財産であ



               る。このように方針・政策を策定すれば、全党の思想を統一し、新たな


               団結をつくり上げることができる。このような基礎こそ最も信頼できる



               ものである」と指摘した。1981 年の党の 11 期 6 中全会で採択された「建


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