Page 7 - 2021年度中央・地方予算の執行状況および2022年度中央・地方予算案についての報告
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万元となった。地方政府系基金の歳出が前年度比 4.2%減の 11 兆 459 億 9900 万元となっ


               たのは、主として 2021 年度において感染症対策特別国債の発行を終了し、関連支出が減


               少したためである。

                 (三)2021 年度国有資本経営予算の収支状況


                 国有資本経営予算管理の関連規定に基づき、国有資本経営予算の収入は主として国有企


               業の前年度に上げた純利益から一定比率で徴収し、その支出は収支均衡の原則に則って予

               算を組んだ。


                 全国の国有資本経営予算の収入は前年度比 8.5%増の 5179 億 5500 万元で、予算の


               133.6%であった。予算が超過達成したのは、主として 2020 年度の国有企業の利益の伸び


               が所期目標を上回ったためである。全国の国有資本経営予算の支出は前年度比 2.7%増の

               2624 億 7800 万元で、予算の 99.1%であった。


                 中央国有資本経営予算の収入は前年度比12.4%増の2006億9200万元で、予算の114.6%


               であった。これに 2020 年度の繰越金 413 億 1400 万元を加算すると、中央国有資本経営予

               算の歳入は 2420 億 600 万元となった。中央国有資本経営予算の支出は前年度比 14.8%増


               の 1077 億 8000 万元で、予算の 91.3%であった。その内訳は、中央レベルの支出が 936 億


               9900 万元、地方への移転支出が 140 億 8100 万元であった。一般公共予算への繰出金が 984

               億元であった。次年度への繰越金が 358 億 2600 万元となったのは、主として予算執行の


               中で一定の収入超過があり、関連規定に基づき次年度に繰越したためである。


                 地方国有資本経営予算における地方レベルの収入は前年度比 6.1%増の 3172 億 6300 万

               元であった。中央国有資本経営予算から地方への移転支出金 140 億 8100 万元および前年


               度からの繰越金 32 億 3700 万元をこれに加算すると、歳入は 3345 億 8100 万元となった。



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