Page 6 - 中国共産党第十七回全国代表大会の第十六期中央委員会の報告に関する決議
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改革開放という二つの基本点を、中国の特色のある社会主義を発展


                   させる偉大な実践に統一することを堅持しなければならず、いかな



                   る時においても決してそれを揺るがしてはならない。


                      大会は、科学的発展観を深く貫き、徹底させるよう強調している。


                   科学的発展観は、党の三世代にわたる中央指導グループの発展に関


                   する重要な思想を継承、発展させたものであり、マルクス主義の発



                   展に関する世界観と方法論を集中的に具現したものであり、マルク


                   ス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論および「三つの代表」


                   という重要な思想と一脈相通じるものであるとともに、時代ととも


                   に前進する科学的理論である。それはまた、わが国の経済・社会発


                   展の重要な指導方針であり、中国の特色のある社会主義を発展させ



                   るうえで必ず堅持し、貫徹しなければならない重要な戦略思想であ


                   る。全党の同志は科学的発展観の科学的内容と真髄を全面的につか


                   み取り、科学的発展観を貫く自覚と確固不動さを固め、科学的発展


                   観を経済・社会発展の各方面に徹底させなければならない。



                      大会は次のように指摘している。われわれが中国共産党第十六回


                   全国代表大会で確立した、小康社会の全面的な建設という目標に向


                   けて確実な一歩を踏み出した。今後の五年間は、小康社会を全面的


                   に建設するための肝要な時期である。われわれは強い信念をもって、


                   一心不乱に仕事に取り組み、中国の特色のある社会主義事業の全般







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