Page 12 - 2020年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2021年度国民経済・社会発展計画案についての報告
P. 12

行基準の下での貧困人口の飲用水安全問題を全面的に解決した。国全体での貧困脱


                却堅塁攻略についての一斉調査を行い、再貧困化防止のためのモニタリング・サポ

                ートの仕組みを構築した。現行基準で 9899 万の農村貧困人口、全国の 832 の貧困


                県、12 万 8000 の貧困村がすべて貧困から脱却し、絶対的貧困と地域的な貧困の集

                中が解消した。



                Box3  第 13 次 5 ヵ年計画期の移住・転居による貧困救済の建設任務の全面的達成


                                  累計で約 3 万 5000 ヵ所の集中的な移住・転居用団地を整備し、住み替え住宅を 266 万
                 移住・転居用住
                                   戸余り建築した。総建築面積はのべ 2 億 1000 万平方メートル、1 人当たりの住宅面積
                 宅の建設状況
                                   は 20.8 平方メートルであった。

                                  小中学校や幼稚園を 6100 ヵ余所、医院と社区衛生サービスセンターを 1 万 2000 ヵ余所、
                 関連施設の建設
                                   養老関連サービス施設を 3400 ヵ余所、文化活動関連施設を 4 万ヵ余所新規建築・増改
                     状況
                                   築した。

                                  貧困救済のため移住・転居した人々の就業率は 92%に達した。労働能力を持つすべて
                 移住・転居後の
                                   の移住世帯において、少なくとも一人は就業できるようにするという目標を達成した。
                   就業状況

                 都市・農村の全
                                  都市部の移住・転居用団地に 500 余万人が移住し、西南地区の一部の省(自治区・直轄
                 般的な移住・転
                                   市)の都市部移住・転居率は 90%を上回った。460 万人の農業関連人口が移住し、各地
                   居の状況            で農村振興モデルとなる集中的な移住・転居用団地が次々と整備された。



                   (2)汚染対策堅塁攻略戦において段階的な目標をしっかりと達成した。省エネ・


                排出削減を着実に推し進め、GDP1 単位当たりのエネルギー消費量と二酸化炭素排出

                量は引き続き減少していき、非化石エネルギー消費量の対一次エネルギー消費量比

                は 15.9%に達した。「青い空、澄んだ水、きれいな土を守る戦い」に勝利し、重点


                地域における秋季・冬季の大気汚染総合対策の実施を継続し、夏季のオゾン汚染対


                策堅塁攻略を展開し、北方地区のクリーン暖房比率を積極的かつ着実に推し進めた。

                                                           - 11 -
   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17