Page 5 - 中国共産党中央委員会の『中国共産党規約(改正案)』についての説明
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おしすすめ、経済・社会の立派で急速な発展を促進するには、党規
約改正案の総綱には次のように第七段落を書き加え、「第十六回全
国代表大会いらい、党中央は鄧小平理論と「三つの代表」という重
要な思想を導きすることを堅持し、新たな発展の要請に応えて、全
党の英知を集中し、人間本位および全面的でバランスのとれた、持
続可能な科学的発展観を打ち出した。また、科学的発展観は、マル
クス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論と「三つの代表」と
いう重要な思想と一脈相通じるものであるとともに、時代とともに
前進する科学的理論でもあれば、わが国の経済・社会の発展の重要
な指導方針であり、中国の特色のある社会主義を発展させるうえで
堅持、貫徹しなければならない重要な戦略的思想でもあると強調し
ている。科学的発展観を党規約に盛り込むのは、全党の同志が科学
的発展観を貫き、徹底させる自覚と決意をさらに増強し、その思想
をさらに科学的発展に統一させ、発展をめざす社会全体の積極性を
科学的発展へと導き、科学的発展観を経済・社会の発展の各方面に
徹底させることに役立つものである。
(二)中国の特色のある社会主義の道と中国の特色のある社会主
義の理論体系とかかわりのある内容を書き加えた。党の第十七回全
国代表大会の報告はわが国の改革開放と社会主義現代化建設とい
う偉大な道程の総括をふまえて、中国の特色のある社会主義の道と
中国の特色のある社会主義の理論体系を堅持することをはっきり
と提起している。これはわが党が中国の特色のある社会主義という
偉大な旗じるしを高くかかげ、全国各民族人民を結束させ、それを
率いて、ひきつづき中国の特色のある社会主義事業の新しい局面を
切り開くことにとって重要な意義をもつものである。党の第十七回
全国代表大会の報告の中で論述されている関連の内容によれば、党
規約改正案は総綱の第八段落を増やし、次のように強調した。つま
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