Page 9 - 中国共産党中央委員会の『中国共産党規約(改正案)』についての説明
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うえでも重要な意義を持っている。


                     (七)社会主義の先進的文化を発展させる内容を充実させた。党

                   規約改正案では総綱の第十六段落の中で中国共産党が人民を指導

                   して社会主義の先進的文化を発展させることを強調している。そし


                   て、マルクス主義の指導思想を堅持し、中国の特色のある社会主義

                   という共通の理想を確立し、愛国主義を中核とする民族精神および

                   改革・革新を中核とする時代精神を高揚させ、社会主義の栄辱観を

                   唱導するという内容を書き加えた。これは全党の同志が社会主義の

                   先進的文化の発展方向と任務をしっかり把握し、全民族の文化を創

                   出する活力を呼びさまし、文化の大発展・大繁栄をより自覚的かつ、

                   より能動的におしすすめ、文化の面における国のソフトパワーを高

                   め、人民大衆の日ましに増大する精神・文化面の必要を満たすこと

                   に役立つ。



                      (八)社会主義調和社会の構築についての内容を書き加えた。党

                   規約改正案では総綱の第十七段落の中で中国共産党が人民を指導

                   して社会主義調和社会を構築することを強調している。そして、民

                   主・法治、公平・正義、信義・友愛を求め、活力にあふれた、安定

                   した秩序を保ち、人間と自然が仲良く共存するという全般的な要請、

                   および共に建設に取り組み、共に享受する原則に則り、民生の改善

                   を重点とし、人民が最も関心をもち、最も直接的で、最も現実的な

                   利益とかかわりのある問題をうまく解決し、全人民がそれぞれの能


                   力を尽くし、またそれぞれに得るところがあり、なおかつ睦まじく
                   共存しあう状況を努力して作り出すことを強調している。また、政


                   治建設についての段落の中の社会管理に関する内容をこの段落に

                   組み入れた。このような改正により、社会主義の調和社会を構築す

                   る全般的な要請と指導原則も解明すれば、現段階において社会の調

                   和を促進する主な力点も解明している。そして、全党の同志は社会




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