Page 5 - 2017年度中央・地方予算の執行状況および2018年度中央・地方予算案についての報告

出 は 1597 億4800 万元で、予算の 108.2％を達成。国債利払費は 3779 億4300 万元で、予

算 の 100.8％を達成した。

を
中央から地方への租税還付と移転支出は 6 兆 5218 億 1000 万元で、予算の 99.3％ 達

成し、前年度より4.5％伸びた。内訳は、◇租税還付が予算の 89.3％ と な る 8163 億5900

万元（それは主として「営改増（営業税から増値税への切り替え）」の試行全面化後の関

連租税還付政策に基づいて計上したからである）、◇一般的移転支出が予算の 100.4％と

な る 3 兆5167 億9000 万元、特別移転支出が予算の 101.9％となる2 兆1886 億 6100 万 元

であった。移転支出総額に占める一般的移転支出の割合が 61.6％にまで高まり、そのう

ち、旧革命根拠地・少数民族地区・辺境地区・貧困地区への移転支出が前年度より19.7％

伸び、県級基本財政力保障目的の奨励金・補助金が 9.5％伸びた。

2017 年度中央の一般公共予算の増収額は 2507 億 3800 万 元 、支出剰余金の総額は 668

億 100 万元で、両方とも中央予算安定化基金に全額繰り入れられた。中央財政予備費は

500 億元の予算であったが、大気汚染の起因研究と対策面の難関突破に向けた実質支出額

が 60 億 7000 万元あっただけで、これにより生じた 439 億 3000 万元の剰余金（上述した

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支出剰余金668億100万元に含まれている）も中央予算安定化基金に全額繰り入れた。017
年度末時点で中央予算安定化基金の残高は4666 億 500 万元であった。

3．地方の一般公共予算

地方の一般公共予算の総収入は 15 兆 6665 億 6400 万元で、内訳は、地方レベルの一般

公共予算の収入が対前年度比 7.7％増 の 9 兆 1447 億5400 万元、中央から地方への租税還

付と移転支出による収入が 6 兆5218 億 1000 万元であった。地方財政に計上された前年度

の繰 越 金 ・剰余金および地方予算安定化基金と政府系基金予算、国有資本経営予算からの

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